2020年10月より韓国で放送され最高視聴率31.1%を記録したドラマペントハウス。
セレブたちが集う高級マンションヘラパレスを舞台に受験戦争など富裕層の闇を描き韓国で社会現象となり、日本でも話題になりました。
筆者は個人的にキムスノク脚本が大好きで私はチャンボリ、復讐のカルテット、皇后の品格と、どの作品もどハマりしてきたので今回のペントハウスが配信されるのをずっと楽しみにしてました。
ペントハウスでは特に悪役が多く登場するため悪役の名演技を思う存分堪能することができますよね!
今回の記事ではペントハウスに登場する悪役の中で1番の悪役は誰なのか、筆者が独断と偏見で選びランキング形式で紹介していきます。
その前にペントハウスの簡単なあらすじをまとめてみました!
ペントハウスのあらすじ
まずは、ペントハウスのあらすじについて紹介していきます。
ペントハウスは韓国の超高級マンションを舞台に裕福な暮らしをしているセレブな親とその子供たちについて描いたドロドロの復讐劇です。
物語はヘラパレスに住む住人たちがパーティーを楽しんでいる中、1人の女の子が転落してなくなるところから始まります。
この事件をきっかけにヘラパレスに住む人たちの闇や秘密がどんどん明るみになっていきます。
ペントハウスキャストで1番の悪役は誰?
ペントハウスには悪役が多く登場しています。
実力派揃いのキャストの悪役演技も見どころの一つです。
今回はペントハウスのキャストの中で1番の悪役が誰か筆者なりに分析してランキング形式で紹介していきます。
※以下ネタバレを含みますのでペントハウスを最後まで視聴していないという方はここでストップしてください。
それでは5位から紹介していきます。
第5位 オユニ
第5位に選んだのはユジンさん演じるオユニです。
キムヒョンスさん演じるペロナの母親役で、シングルマザーとしてロナを育てています。
高校時代はソプラノ歌手を夢見ていましたが、キムソヨンさん演じるチョン・ソジンとの一件がきっかけで夢を半ばで諦めることになります。
オユニの人物像
オユニはペントハウスメインキャストの女性の中で唯一、貧しい生活を送っていた経験があります。
無計画で娘のためなら後先を考えずに行動してしまうような危ない一面があります。
シーズン1の初めは苦労人であり娘に尽くすいい母親のように見えていましたが話が進むにつれてただの善人ではないことがわかってきます。
オユニの悪役ポイント
1ミンソラ事件の真犯人
オユニは、さけを飲んで大暴れした後に助けを求めるチョスミンさん演じるミンソラを階段から付き飛ばしてころしてしまいます。
酩酊状態で自分のしたことを覚えていないですが、事件の記憶を思い出した後も自分の行動を正当化しようとしてなかなか罪を認めようとしませんでした。
2シムスリョンへの裏切り
シムスリョンとオユニは協力関係で信頼関係があるように見えましたが…
オユニはチュ・ダンテに取り入って不倫関係になったり、シム・スリョンをころすようにお願いするなど裏切りが続きます。
何より大事に思ってくれていたイジアさん演じるシムスリョンに対する裏切りが特に大きい悪役ポイントですよね。
第4位 チュソッキョン
第4位に選んだのはオムギジュンさん演じるチュダンテとシムスリョンの娘で、ハンジヒョンさん演じるチュソッキョンです。
キムヨンデさん演じるソクフンの双子の妹で、チョンア芸術高校では声楽専攻です。
シムスリョンが実の母親ではないと知り反抗的な態度を取っており、また権力のある父の元でわがまま放題に過ごしている女の子です。
ソッキョンの人物像
ソッキョンはリトルヘラクラブのメンバーの中でリーダー的な存在で典型的ないじめっ子です。
父親のチュダンテからボウリョクを振るわれておりギャクタイの影響からか性格が歪んでおりさまざまな悪事を働きます。
ソッキョンの悪役ポイント
1ペロナを部屋に閉じ込めておどす
過去にいじめていたミンソラが、なくなった後ペロナがミンソラに、なりすましてメッセージを送っているのではと一方的な誤解をします。
結果、ロナに白状させようと部屋に閉じこめ、椅子に縛りつけます。
ソッキョンはロナを呼び出す際にソクフンの名前を使用してデートに誘うふりをして誘い出すのがまた卑劣でしたよね。
2ペロナをトイレに閉じ込める
ソッキョンは芸術祭の予選にロナを出場させないようにするため他の生徒もたくさんいる中でロナの頭上に赤い絵の具をかけます。
ロナは赤い絵の具で汚れた制服をトイレで洗っていたのですがソッキョンはその間にロナがトイレから出られないように閉じ込めます。
韓国ドラマのいじめの描写は度がすぎたシーンが多く見ているだけで辛くなります。
ソッキョンのこの時の心情としては
・母がころされてしまった直後で悔しさや後悔を向ける場がなくやり場のない感情を発散させていたこと
・父からギャクタイを受けていたため逃れるためにも芸術祭でトロフィーをとり留学を決めたかったこと
この2つがあると思います。
ソッキョンのいじめはどれも悪質なものではありますがその裏にあるソッキョンの心情を考えると同情したくなる場面もあります。
またソッキョンは悪役ながらも視聴者に人気のあるキャラクターでもありました!
ソッキョンはシーズン1からシーズン3まで髪型もロングからボブに変わるよね。
どの髪型も似合っていて魅力的だった!
第3位 ハウンビョル
第3位に選んだのはチェイェビンさん演じるハウンビョルです。
キムソヨンさん演じるチョンソジンとユンジョンフンさん演じるハユンチョルの娘です。
チョンア芸術高校で声楽を専攻しており、母親顔負けにけず嫌いですがプレッシャーに弱い一面を持っています。
ハウンビョルの人物像
ウンビョルはソッキョンと同様にリトルヘラクラブのメンバーでいじめっ子です。
ソッキョンとは違い穏やかな見た目で一見優等生のように見えますが、怒ると手をつけられなくなります。
チュソクフンに恋心を抱いていることからソクフンがペロナに対して気があるのではと疑い、特に敵対心を燃やしています。
ウンビョルは話が進むにつれて精神的に崩れていく様子が見ていて心配になりました。
とはいえ目を見開きおどおどとしているチェイェビンさんの演技はとにかくすごいです。
ペントハウスがドラマデビューだったそうですよ
ハウンビョルの悪役ポイント
1ペロナにオユニの不倫をバラすとおどす
ロナとソクフンが付き合っていることに納得がいかないウンビョルはロナに母親の不倫をバラすと脅します。
結果ウンビョルはロナに念書を書かせて、ロナはチョンア芸術高校をやめると学校に申し出ることになります。
この辺りからどんどん歯止めが効かなくなり窮地に立たされていく様子に心配になりました。
2ペロナを階段から突き落とす
芸術祭の日、ロナはウンビョルと言い争いになり、25年前の芸術祭でソジンが貰ったトロフィーは、ロナの母親のものだったと明かします。
その言葉にウンビョルはパニックになり、飾ってあったトロフィーを持ちロナにおそいかかり、その結果ロナは、階段から転落してしまいます。
ソッキョンも集団でいじめていましたがさつじん行為にまでは至っていません。
その点ウンビョルは未遂ではありますがさつじん行為を行い一線を超えています。
この時のウンビョルの心情としては
・なかなかロナに勝つことができず母親からも常にプレッシャーをかけられていること
・大好きなソクフンがロナのことが好きだとわかる
この2つがあったと思います。
第2位 チョンソジン
第2位に選んだのはヘラパレス85階に住むハユンチョルの妻でウンビョルの母、キムソヨンさん演じるチョンソジンです。
ペントハウスのドロドロ復讐劇はチョンソジンなしでは成り立たないと言ってもいいほど存在感のあるお芝居で印象に残りました。
チョンソジンの人物像
チョンア財団理事長の娘であり次期理事長になりたいと思っています。
学生時代に、チョンア財団の理事長である父親の権力を利用してライバルのオユニを蹴落としてチョンア芸術大賞のトロフィーを手に入れた過去があります。
その後も上げきれないほどの悪事を働きます。
チョンソジンの悪役ポイント
1階段から落ちる父親を見ごろしにする
ウンビョルが不正入学したことや、ダンテと不倫をしてユンチョルと離婚したことが父親にバレてしまい次期理事長を交代させられてしまいます。
そんな中ソジンは慌てて父を追いかけ、雨の中すがりつきますが父は階段から転落してしまいます。
転落した父は頭から血を流して倒れますが、助けるのではなく、カバンの中から、次期理事長の名前が書いてある証書を取り出し逃走します。
その場で助けを呼んでいたら助かった可能性があるにもかかわらず放って見ごろしにしてしまうのです。
父親を見ごろしにした後に血だらけの手で弾いてたピアノは狂気を感じましたよね。
2罪から逃れるために認知症を装う
物語終盤、チュダンテの借金の連帯保証人になり闇金業者に家も差し押さえられ、一文無しになってしまいます。
そんな中ウンビョルが飲ませた薬で認知症になり自分の娘も誰かわからない状態になってしまうのです。
そのおかげで捜査も延期になり、闇金業者も接近禁止となりました。
完全にチョンソジンにとって有利になっており怪しすぎる展開でした。
しかしこれらは全てチョンソジンによる偽装で演技でした。
最後には、スリョンとローガンによって、ウンビョルも、ソジンの認知症が偽装だと知り、裁判で証言することになります。
犯行を重ねたあとも反省をみせず認知症を演じていたことで最終的には無期懲役となります。
認知症を装うキムソヨンさんの演技は本当に圧巻だったよ!
第1位 チュダンテ
第1位に選んだのはシムスリョンの夫でソクフン、ソッキョンの双子の父親、オムギジュンさん演じるチュダンテです。
ドラマの中ではチョンソジンと並びかなりの悪役を演じています。
筆者が見た韓国ドラマの中でも最大の悪役なのではと思うほどの悪事を働きます。
チュダンテの人物像
家の外では理想の父親を演じていますが、家では自身の子供にもボウリョクを振るうなど冷酷な一面を持っています。
愛妻家でスリョンを大切に思っているように装っていますがチョンソジンとは不倫関係にあります。
チュダンテの悪役ポイント
1双子の母親ナエギョを刺してころす
チュダンテはソクフンとソッキョンを口実に、シムスリョンをおびき寄せてころそうとするのですが、事前にシムスリョンとすり替わっていたナエギョを代わりにころしてしまいます。
このシーンはのちにころされたのはシムスリョンではなくナエギョだとわかります。
ストーリーの中心人物であるスリョンがこんなにあっけなくなくなってしまうのかと驚きを隠せませんでした。
またソクフンとソッキョンの気持ちを考えるといたたまれない気持ちになりました。
2オユニを崖から突き落とそうとする
ウンビョルを助けようと車に乗せた状態のオユニはチュダンテに車で崖まで追い詰められます。
チュダンテが追いかけて来たのはオユニがスリョンとソッキョンが実の親子だというDNA鑑定の結果を持っていたためです。
その後車ごと崖に突き落とそうとします。
トドメをさしたのはチョンソジンでしたが車ごと突進していくシーンは強烈だったので忘れられません。
ドラマ、ドリームハイで演じていた善良な人のイメージがあったので今回の役どころはギャップがあったな!
オムギジュンさんといえばドラマ、被告人でも悪役を演じているのでそちらも合わせてチェックしたいね!
ペントハウス 1番の悪役についてまとめ
ペントハウスには悪役が本当に沢山でてきます。
その中でも1番の悪役は誰なのか筆者が独断と偏見で選び、ランキング形式で紹介しました。
ペントハウスは、復讐愛憎劇の中でも、21世紀最大のマクチャンドラマとも呼ばれ見始めたら寝不足になってしまうほど中毒性がありますよね。
実は親子だったやなくなったと思っていた人が生き返ったなど現実ではありえない展開も多いですがつい夢中になってしまいます。
悪役ながらも物語終盤では改心し真っ当に生きようとするソッキョンやウンビョルには最後思わず涙してしまいました。
あそこまでの悪役を演じるのはエネルギーが相当いると思うのですがチョンソジンやチュダンテをはじめキャストの皆さんのお芝居は毎話本当に引き込まれました。
シーズン3まで楽しくドラマを堪能できて最高でした。
記事をご覧いただきありがとうございました。
<シーズン1>
<シーズン2>
<シーズン3>
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