最近社会人になってからワーキングホリデーを志す人が多いのはご存知ですか。
学生の時はお金がなかった、海外留学に憧れていたけど勇気がなく行動に移せなかった、という人もいると思います。
社会人でのワーホリは学生時代の留学と異なり、ある程度の貯金が貯まり、金銭的に学生よりは余裕のある状態でワーホリを目指すという人も多いのではないでしょうか。
一方で、ワーホリは現在のキャリアを一時的に中断しなければならないことも多いです。
ワーホリをする人の中でも、今の職場を一時休職してからワーホリする人、一度退職してからワーホリする人など人それぞれ事情が異なることと思います。
休職しワーホリに行く場合、帰国後に元の職場に戻れる保証があることは、安心材料ですが、そもそも休職してのワーホリは可能なのでしょうか。
やはり仕事は退職してからワーホリする方が一般的なのでしょうか。
退職してワーホリする場合、帰国後の仕事面はどうしても不安が付きまといますよね。
今回はワーホリのための休職はできないのか、退職すべきなのか、休職・退職のそれぞれのメリットとデメリットも合わせて紹介していきます。
休職してワーホリは可能なのか?
慣れた会社を退職してワーホリするのはとても勇気がいることですよね。
休職してワーホリが可能であれば、帰国後も安心できますが、果たして本当に休職してワーホリは可能なのでしょうか。
結論から言うと、会社を休職してワーホリすること自体は可能です。
ただしワーホリで海外に行く場合、会社を退職してからワーホリする人の方が多いのが現状でもあるので、このことは知っておいたほうが良いと思います。
休職してワーホリが可能かどうかは、勤務先の就業規則や職場の理解度によって大きく左右されます。
休職した後にワーホリをしたいと考えている人は、まず現在の職場に一度相談してみることをお勧めします。
休職してワーホリするメリット・デメリット
まず休職してからワーホリするメリットとデメリットについて紹介していきます。
また合わせてどんな人が休職してからワーホリすることに向いているかもまとめてみます。
<休職してワーホリするメリット>
・帰国後に職場復帰できるため、経済的なリスクが低い
・元の職場に戻れるという安心感で精神的にも安定する
・福利厚生を継続できる可能性がある
<休職してワーホリするデメリット>
・そもそも長期間のワーホリには対応していない企業も多い
・ワーホリが業務内容と無関係だと、復職後に評価されにくい
<休職してワーホリするのに向いている人>
・現職に満足しており退職したくない人
・帰国後のキャリアに不安を感じたくない人
・ワーホリ期間半年〜1年以内と短い期間で考えている人
特に短期間のワーホリで考えている場合は、休職や有給で対応ができることもあります!
悩んだらまずは現在の職場に相談するところから始めて見ましょう。
退職後にワーホリするメリット・デメリット
休職という選択肢もありますが、やはりワーホリをする人の中には、現在の仕事を退職してワーホリを試みる方が多いです。
やはり日本の多くの会社では、現職がそのままワーホリ後のキャリアに繋がらない場合、長期の休職は認められていない場合も多いです。
そのため仕事を退職してからワーホリに行く人が大多数ではあります。
次に、仕事を退職してからワーホリするメリットとデメリットを紹介していきます。
合わせて退職後にワーホリに行くことに向いている人についても紹介していきます。
<退職後にワーホリするメリット>
・時間の制約なく留学できる(自由な選択ができる)
・新しいキャリアに挑戦する大きな転機になり得る
・人生設計を見直すことができる
<退職後にワーホリするデメリット>
・経済的な不安がある(収入がゼロになる)
・帰国後の再就職に時間がかかるリスクがある
<退職後にワーホリをするのに向いている人>
・キャリアチェンジを本気で考えている人
・ワーホリを「人生の再スタート」と考えている人
・学びたい分野や長期の計画がある人
一度退職してからワーホリすることで、日本での仕事は一度忘れ、ゼロから挑戦・スタートできます。
退職していると、ワーホリ期間が長期になっても安心ですね。
半年〜1年程度で帰国しようと思っている場合でも、実際に行ってみるともっと滞在したい、違う国で再度ワーホリしたいなど気持ちの変化があることも十分に考えられますよね。
その場合日本での仕事を退職していると、迷わずに行動に移しやすいです。
ただ利点もありますが、帰国後日本で再就職のあてがあるのかなど、帰国後の人生プランをある程度は決めておく必要はあると思います。
休職か?退職か?筆者的選び方のポイント
休職してからワーホリに行くか、退職してからワーホリに行くか双方のメリット・デメリットを紹介していきました。
どちらを選択するにせよワーホリを決断するのは勇気がいることですよね。
筆者目線で、休職するか、退職するかの選び方のポイントを3つまとめてみました。
ワーホリの目的は何かをまず明確にしておくこと!
まず1つ目がワーホリに行く目的を明確にしておくことです。
語学力向上などワーホリを志す理由は様々ですよね。
英語力を生かして今よりキャリアアップを目指したい、外資系の企業に転職したい、海外移住も視野に入れたいなどなどそれぞれに思いがあると思います。
ワーホリに行く目的、ワーホリ後の人生も見据えて、休職をとるか退職をとるか最適なスタイルを考える必要があります。
自分の目的によって休職してワーホリするか、退職してワーホリするかを決めて行きましょう。
今の仕事に未練があるか?
2つ目が現在の仕事への未練があるか?です。
現在の仕事を辞めてワーホリすることを想像した時に、辞めたくない、戻りたいという思いが強いなら休職がベストに感じます。
その場合まず、職場に休職してからワーホリに行くことが可能かワーホリ期間なども含めて相談しましょう!
一方で、違う業界へ転職したいやさらなるキャリアアップを目指して転職したい等と考えている方もいるのではないでしょうか。
その場合は退職してワーホリすることも選択肢になりますよね。
今一度今後どんな仕事をしたいかや今後の人生設計を見直して決断して行きましょう。
経済的な余裕はあるか?
3つ目は経済的な余裕があるか?です。
やはりワーホリする上でお金の問題は切り離せない問題ですよね。
現在の貯金がどのくらいあるかも考える必要があります。
ワーキングホリデーの場合、現地で働くことができるので少し少なめの貯金であっても自分次第でやっていけますが、それでも100万単位のお金が必要になってきます。
学生時代の留学と異なり、ワーホリは費用面を自分自身で工面していく方が多いと思います。
退職してワーホリする場合、ワーホリ費用はもちろんのこと、ワーホリ先で生活していく費用が十分あるのか?今の貯金額で本当に退職してしまって大丈夫か?確認しておきましょう。
以上筆者目線で、休職すべきか、退職すべきか、選び方のポイントをまとめて見ました。
それぞれ自分の目的や現状に合わせて、休職か退職か慎重に決める必要がありますね。
ワーホリで休職はできない?退職すべきか?まとめ
今回はワーホリで休職は可能なのか、退職すべきなのか、それぞれのメリットとデメリットを紹介していきました。
休職するか、退職するかは、ワーホリの目的や帰国後の人生設計も考え、自分にあった選択をしていただけたら良いと思います。
どちらを選択するにせよ、社会人になってから海外に行くことを決断することは勇気がいることだと思います。
ワーホリに行きたいという気持ちも大事ですが、仕事をどうするのかについては、今後の人生設計なども考えて悩みますよね。
ただ、どんなきっかけであれ社会人になってからワーホリを決断する人はカッコイイなと筆者は思います。
この記事がこれからワーホリを考えている人にとって少しでも役に立てば嬉しいです。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
これからワーホリをする方向けに役立ちそうな書籍をまとめました。
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